毎年ニューイヤーコンサートに伺っている小さなお客様へのコンサート。

今年もご依頼を受けて音楽をお届けに伺いました。

私自身は最近はあまり小さいお客様へのコンサートを自主的に行わなくなっていますが、今年も元気いっぱいのお客様にどのような音楽をお届けするかメンバーとプログラムを練って伺いましたが、やはり時代と共に世の中で流行る音楽が変わってきているので、小さい方が触れる音楽も変わってきていることを毎年感じます。

演奏家がお届けしたい音楽、子どもたちになじみのある音楽、主催者が求めている音楽、それぞれ好みや思考は違いますが、音楽を肌で感じること、同じ空間で奏でることはとても大事なことだということは言うまでもありません。

そして音楽は心を1つにして楽しめることに変わりはないこと、一緒に奏でることが喜びとなることにも変わらない、そのことは今年も確信して安心いたしました。

さて来年もきっと音楽をお届けすることができると思いますが、小さいお客様にどんな音楽でメッセージを届けるか。幸いメンバーの中ではこうありたい、という気持ちは同じ方向を向いていることを確認できましたので、その思いは大切に守っていきたいな、と思いながら会場を後にしました。